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平成のヒット商品「バーコードバトラー」が、令和になって完全攻略されてしまいました。ラベルプリンターで出力された自作バーコードによって……って、むしろチートだった。
バーコードバトラーは、バーコードスキャナーを備えたおもちゃ。バーコードを読ませると、その数値情報をもとにした能力値を持つキャラクターが生まれる仕組みでした。流行した当時は「バーコードが強い」とうわさの商品が人気を集めたり、店頭の商品からバーコードが切り取られ持ち去られたりと、さまざまな現象が起こりました。『こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)』でも「世界最強のバーコード」が80巻のおまけについたことがあります。
※両津が昼ご飯のオゴリを賭けて中川や麗子とバーコードバトラーで勝負するエピソード「発見!最強のバーコードの巻」。なお、実際に付いたバーコードは少年ジャンプに初めて載ったコード(91年52号)
当時からPCで任意にバーコードを作る方法は出回っており、バーコードバトラーの解析が進んだ現代になって、投稿主のgiginet(@giginet)さんはラベルプリンターで実行。生命力99900、攻撃力9900、守備力9900の強力なキャラクターを生み出しました。
リプライでは、「コカコーラが強かった」「コロコロの『バーコードファイター』思い出した」「『海外製品は強い』なんて情報が広まった」など、当時を懐かしむ声が多数。「オリジナルバーコードを手書きしてた」「会社の機械で作ってみた」など、似たような挑戦をした報告も散見されます。好奇心をくすぐるおもちゃだったのだなと、あらためて気付かされる出来事でした。
画像提供:giginet(@giginet)さん
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