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メルカリ株価が急落 リユースのトレファクとAmazonの連携で競争激化懸念か

リユース市場は広がっていますが……。

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 2019年6月4日の株式市場で、メルカリ(東証マザーズ)が急落し、前日比209円安(-6.67%)の2926円で取引を終えました。値下がり率は東証マザーズで3位でした。

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メルカリは「リユース経済」の旗手(Webサイトより)
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メルカリの株価推移(Yahoo!ファイナンスより)

 前日、リサイクルショップ運営のトレジャー・ファクトリー(東証1部)がAmazon.co.jpと連携し、Amazon上から申し込める買い取りサービスをトレジャー・ファクトリーが提供すると発表しました。Amazonアカウントを使ってAmazonのサイト上から簡単に申し込めるのが売りで、買い取り額の支払いはAmazonギフト券か現金口座振り込みを選べます。

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トレファクとAmazonの連携サービス(トレファクのニュースリリースより)

 トレジャー・ファクトリーは関東と大阪などに店舗を展開し、年間100万件以上の買い取り実績があるとしています。リユース市場の拡大が見込まれる一方、同社とネット販売大手のAmazonが組むことで競争が激化するとの懸念から、フリマアプリ最大手のメルカリが売られたようです。

 メルカリの急落に対し、トレジャー・ファクトリーは年初来高値を更新。終値は42円高(+5.39%)の821円でした。

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トレジャー・ファクトリーの株価推移(Yahoo!ファイナンスより)

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