富士フイルムが、新しいチェキを発表しました。シリーズ史上最小・最軽量となるほか、音声をQRコード化して写真とともにプリントできる「サウンド機能」が搭載されます。6月21日に発売で、オープン価格(実売想定価格は税別1万7500円前後)。
チェキの愛称で知られるインスタントカメラ instax(インスタックス)シリーズの新たなラインアップとして、「instax mini LiPlay(リプレイ)」が発売されます。
カメラ背面に2.7インチのLCDモニターを搭載。画面を見ながら撮影し、好きな画像を選んでプリントできます。撮影時には、露出補正による明るさ調整機能や、セピア調やモノクロ調などに写真を加工できる6種類のフィルター機能を活用することによって写真の印象を変えられます。
また、カメラに備えた録音機能により最大10秒間の音声を録音することができます。再生するために必要な情報をQRコード化して、撮影画像と一緒にプリントできます。QRコードはスマホのQRコードリーダーで読み取り再生します。サウンド機能の利用にはスマホ専用アプリ「intax mini LiPlay」のダウンロード(無料)が必要です。
スマホ専用アプリからは「ダイレクトプリント機能」も利用可能。スマホ内の画像をBluetoothでカメラに送信しプリントできます。
カメラから離れた場所でもスマホの操作によってシャッターを切ることができ、リモートで撮影した画像はそのままプリントすることも可能なので、集合写真に便利です。
カメラ本体にはあらかじめ10種類のデザインフレームを搭載しており、撮影時または撮影後に選択したフレーム付きでプリント可能。スマホ専用アプリ「instax mini LiPlay」をダウンロード(無料)すると、20種類のデザインフレームが追加でき、全30種類の中から気に入ったデザインフレームを利用できます。
シンプルな形状ながら、カメラ表面はカラーバリエーションごとに異なる加工を施し、手に取ったときの感触にもこだわっています。特殊な飛沫塗装で石のようにザラザラした肌触りが特長のストーンホワイト、カメラ表面の凹凸加工が印象的なエレガントブラック、光沢があり滑らかさが際立つブラッシュゴールドの3色。また、レンズリングなど随所にメタリックパーツを使用することで高級感のあるデザインに仕上がっています。
(高橋ホイコ)
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