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2019年6月19日の株式市場で、「米Appleが支援を検討している」と報じられたジャパンディスプレイ(JDI)が大幅高。終値では前日比6円高(+10.91%)の61円でした。
米Wall Street Journalが18日付で、米AppleによるJDIへの支援について報道。Appleは一部債権の放棄や、200億円までの資金支援、今年と来年の発注保証──を検討しているとのことです。報道に対し、JDIは「当社が発表したものではない」というコメントを発表しています。
AppleはJDIのスマートフォン向け液晶ディスプレイの主要な供給先で、売り上げの大きな部分を依存していましたが、iPhoneの販売減速や有機ELディスプレイへの切り替えが業績不振につながりました。
JDIへの800億円の金融支援で合意していた台中3社連合のうち、台湾の電子部品メーカーTPKが撤退を表明。もう1社の投資ファンドCGLグループも離脱する可能性が高まっていますが、中国のHarvest Techが支援額を引き上げ、香港のファンドが新たに参加することで、引き続き800億円を調達する予定だとしています。
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