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新卒2年目、手取りが減った……!? 最低知っておきたい「住民税」のこと(2/2 ページ)

ギョっとしましたね……(遠い目)。

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 例えば新卒の新入社員で月給が20万円×4〜12月=160万円、夏のボーナスが20万円、冬のボーナスが60万円──と、その年の年収が合計240万円だった場合、東京都千代田区の試算サイトでは、住民税額は月額7000円前後といったところになりました(ざっくりとした社会保険料控除だけを適用した上での試算ですので、あくまで一例です)。

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東京都千代田区の試算サイトでは、源泉徴収票の数字を入力すると住民税額が試算できる

 新卒の場合、2年目の昇級幅はあまり大きくないでしょうから、住民税が天引きされたことで6月から手取り額が減ったという方もいるのではないかと思います。毎月ギリギリの綱渡りをしている人は困ったことになりかねませんので、注意しましょう(筆者は遠い昔の新卒2年目、それを経験しました)。

 また、会社を辞めてフリーランスになる人で、フリーランス1年目の収入が前年の会社員時代の収入から大きく減る場合、住民税の支払いで苦労するという話もありますので、その辺も独立計画に入れ込んでおきたいものです。

観音崎FP

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ファイナンシャルプランナー資格を持つ古参のほうのオタク。AFP(日本FP協会認定)。市場ウォッチが趣味。オタクとお金のことに関心があります。好きなアイドルは土屋亜子ちゃん。


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