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1946年から2018年までの“エロ本史”をたどる書籍『日本エロ本全史』を、太田出版が刊行します。時代を彩った100誌の創刊号を、オールカラーで紹介する全336ページ。価格は3700円(税別)で、7月2日から販売されます。
1940〜60年代の『平凡パンチ』や『週刊プレイボーイ』、70年代の『GORO』や『薔薇族』、80年代の『投稿写真』や『デラべっぴん』など、代表的な雑誌を創刊時期別に掲載。現在は入手困難な本も多数収録しているとのことです。
1956年創刊の『100万人のよる』。のちにヌードグラビアで好評を博する雑誌ですが、創刊号は「女性器と処女膜の歴史について」や「なぜお尻は冷たくて大きいか」といった読み物を医学博士が書くという、案外アカデミックな内容だったようです
著者はアダルトメディア研究家の安田理央さん。編集者・カメラマンの都築響一さんとの対談記事も掲載しています。
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