スウェーデンの家具販売企業IKEAが公開するソファ配置シミュレーションツールで、総額1万ドル(約110万円)の巨大連結型ソファなど非現実的な配置をしてフリーダムに遊ぶ人が続出中です。
話題になっているのはIKEAが公式サイトで公開しているプランニングツール。家具のサイズや位置関係を具体的にイメージすることができるツールです。ところが、Judeo Bolshevik(@rudermensch)さんがTwitterに投稿した画像で、新しい利用方法に注目が集まってしまいます。それは日常ではあり得ない長さで連結した1万5000ドル(約160万円)のソファでした。ブロックを設置して冒険するゲーム「Minecraft」みたい……!
Judeo Bolshevikさんに続き、さまざまなソファ大喜利が展開。ソファを円形状に連結して、全展望監視システムを意味するパノプティコンにかけた「the couchopticon(ソファオプティコン)」や渦巻状に配列したソファの画像とともに「世の中には2種類の人間がいる。中央へ道順に進むヤツとジャンプして飛び越えるヤツだ」とコメントをする人など、ユニークな投稿が続きます。
ソファを意味する英語「COUCH」、パックマンのような配置など、ソファの配列で何かを表現する人も現れています。ソファだけで作るというシンプルなルールのもと、クリエイティブな競争が広がっているようです。本来のプランニングツールとしての役割はどこいった……!
シミュレーションツールはいくつか種類があり、ソファの組み合わせをシミュレーションできる「Design your own combination」や肘掛けや背もたれなどを組み合わせてオリジナルソファを作れる「Design the perfect sofa」などがあります。使い方はとてもシンプルで、お気に入りの素材をドラッグしてドロップするだけ。配置した素材に連動して金額もリアルタイムでチェックできます。
登録など不要でふらっとお試しできるので、試してみるのはいかがでしょうか。ただし、あくまでも購入する人のためのプランニングツールなので、1万ドルのソファを間違えて注文してしまわないようにご注意を。
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まさかのシンクロ。