横浜にある家系ラーメンの総本山・吉村家が監修した山崎製パンの「家系豚骨醤油ラーメン風」(希望小売価格は税別160円)ランチパックが7月1日に発売。家系ラーメンの頂点とコラボしたこのランチパックはどんな味なのか、早速実食してみました。
家系ラーメンといえば、豚骨と鶏ガラを使用した濃厚なスープの味わいが特徴で、平均的なカロリーは約800kcalといわれておりやや重ため。しかし今回発売された家系ランチパックは1包装あたり2個入りで1個あたりのカロリーは103kcal。家系ラーメンを再現していますが、たまごのランチパックですら1個あたり146kcalであることを考えれば、ランチパックの中でもカロリーを抑えた一品といえるのかもしれません。
パッケージを開けると普通の見た目のランチパックが2つ。かじってみると中には麺と家系ラーメン特有のとろみのあるスープ(を再現したもの)が顔を出します。実際に食べてみると、家系ラーメンのガツンとくる油や濃厚な味わいが完璧に再現できているとはいえませんが、手軽に食べるランチパックと考えれば、このくらいがちょうど良いと思われます。
「パン&麺」ということもあり、パンのふわふわ感は異なるものの食感はやや焼きそばパン寄りかな? といった印象。サイズも小さく、匂いも少なく、カロリーも控えめなのでとても食べやすいため、いうなれば誰でも楽しめる軽めの家系といったところでしょうか。しかし、家系ラーメン好きからするとちょっとボリュームが物足りないかもしれません。……ボリュームを求めるなら素直に家系ラーメンを食べればいいだけの話ですが。
ガツンとくるボリューム感の他に改善点を求めるとすれば、チャーシュー、海苔、ほうれん草、にんにく、玉ねぎ、ごま、生姜などなど、家系ラーメンと相性の良い豊富なトッピングの要素も取り入れてほしかった……というのが正直なところ。とはいえ、家系ラーメンを食べたいけどなかなか食べに行けないときや、ちょっと小腹が空いたときに活躍してくれそうな一品だと感じました。
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パッケージのデザインも、筑紫もちの箱と同じ“博多絞り”の模様に。