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「お悔やみ欄を見て連絡」「故人が違法物を所有」と金銭を要求する手紙 受取人が注意喚起

お悔やみ欄を見て無差別に送付?

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 新聞のお悔やみ欄を見て、詐欺のような手紙を送りつける行為があったとして、受け取った人がTwitterで注意を呼びかけています。故人が借りているという貸しスペースの関係者と名乗り、使用料を請求する内容です。

 手紙を受け取ったのはTwitterユーザーのりょー(@ryoginrock)さん。手紙には、亡くなったりょーさんの家族から預かった荷物の中にわいせつな違法DVDが含まれており、貸しスペースの利用料を払わなければ警察に通報するという、脅迫のように受け取れる内容が記されています。


お悔やみ詐欺の手紙 お悔やみ欄を見て送ってきたという手紙(編集部で一部加工しています)

 故人への冒涜となるこの手紙に、りょーさんは「くそ胸糞悪い」「人の死に漬け込んでクソみたいな詐欺やってる奴は痛い目みてほしい」と憤慨。家族を亡くしたばかりで悲しみに暮れている人にとっては、冷静な判断が難しいこともあるため、言われるがままにお金を払ってしまう可能性もあります。特に遺族が高齢者だった場合はなおさらです。


「脅迫文ではない」と主張しているが、どう見ても脅迫文

 Twitterでは同じ手紙を受け取ったというユーザーも名乗り出ています。母親宛てに届いていたそうで、「自分が知らないままだったらゾッとする」と投稿しています。りょーさんは警察に届けた際に、同じ区内で同様の手紙が届いているという話を聞いたとのこと。

 手紙に記載されていた振込先口座は凍結されたとの報告もみられます。手紙の送り主と口座の持ち主が同一人物かは現時点では不明ですが、いずれにしても被害者が出ないことを祈るばかりです。

画像提供:りょー(@ryoginrock)さん

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