会社の帰りに猫を拾ったはずが、どんどん大きくなってきてなんか違う。そんな謎の生き物との日常を描いた漫画「猫を拾った話」がちょっと不思議で、この先どうなるのか気になります。
仕事の帰り道に猫を拾った主人公のイガイ。猫は生まれつき足が1本ないようでふらふら歩いていて、目もヤニで開いていませんでした。家に連れて帰り、お湯で拭いて、ご飯をあげて、と世話をしてあげると、1週間ほどで体がだいぶしっかりしてきます。
この調子で大きくなるといいのだが、というイガイの願いがかないすぎたようで、1カ月後、猫はイガイよりも大きくなっていました。しかも顔に大きな目が1つある、今まで見たこともない姿の生き物に。猫だと思っていたけれど、どうやら違ったようです。
見た目はなんだか怖そうですが、「お手」と言えば大きな手をまふっと載せてきたり、イガイに覆いかぶさるように甘えたり……。イガイは、得体の知れなさを怖く感じながらも、自分に懐いた様子をかわいくも感じてもいるようです。大きくなり続けている猫のような何か。「何を拾ってしまったんだろう」と不思議に思うイガイでした。
その後のお話では、忘れ物を届けに来た会社の同僚に、猫のような何かを見られてしまいます。しかし、同僚に見られたことには気付いていないイガイ。「バレてないからいいものの、お前、外に出たら即捕殺コースだぞ」と猫っぽい何かにお説教するも、まふっと抱きしめられて何も言えなくなるのでした。猫のような何かは、部屋を占拠しそうなくらいに大きくなっています。いったいどこまで大きくなるのでしょう。
子猫だと思ったら、すくすく育って巨大なクリーチャーに。正体が分からないのは怖いけど、めちゃくちゃ懐いているのがかわいい。この調子で大きくなったら家に入らなくなってしまいますが、今後がどうなっていくのか気になりますね。
この漫画の読者からは「よく懐いてる姿がかわいい」「ビックリしたけど普通にかわいい」「もふもふ天国だ」「その後が気になる」などのコメントが寄せられています。
作者は寺田亜太朗(@t_atarou)さん。不思議なお話やコミカルホラー漫画をTwitterやpixivで公開しています。
画像提供:寺田亜太朗(@t_atarou)さん
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かわいすぎ、せつなすぎ。