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講談社の「野菜の本」回収・交換へ 厚労省が危険とする野菜「コンフリー」が掲載されていた

『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』と、その元となった『旬の食材 春・夏の野菜』が回収の対象に。

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 講談社が2013年に発行した『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』と、2004年3月発行の『旬の食材 春・夏の野菜』に、厚生労働省が「健康被害をもたらすおそれがある」とする野菜が掲載されていたとして、公式サイトで謝罪しました。両書は回収のうえ、改訂版に交換するとのことです。


野菜の本 回収対象の『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』(Amazon.co.jpより)

旬の食材 元となった『旬の食材 春・夏の野菜』も回収(Amazon.co.jpより)

 当該の野菜は英名の「コンフリー」で知られる、ムラサキ科のヒレハリソウ。これを含む食品を摂取して肝障害を起こす例が海外で多数報告されていたとして、厚労省は2004年6月に食品としての販売を禁止していました。なお、これまで国内で健康被害の報告はないとのこと。

 『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』は、コンフリーが掲載されていた『旬の食材 春・夏の野菜』などを再編集したもので、不備はその際の確認不足に起因するとのこと。コンフリーが販売禁止になる前の内容を、新しい本に転用したものと思われます。

 講談社は両書の所有者に、送料着払いで講談社エディトリアルへ送るよう呼びかけました。改訂版の返送時期は近日中に案内するとのことです。

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