「親父の似顔絵を見本写真なしで描いてくれ」 友人からLINEで頼みごと → 注文通り仕上げたら謎のオブジェに
得体の知れない物体ができあがりましたが、依頼主が「そっくり」と言っているので成功ってことでいい。
漫画家のおたみ(@otamiotanomi)さんがTwitterで披露した、友人から頼みごとをされたときのLINE会話が笑いを呼んでいます。依頼は「親父の誕生日プレゼントに、その似顔絵を描いてほしい」といったほほえましい内容。しかし、フタを開けてみたら「見本の写真はない」というムチャな条件が出てきて、話の雲行きは初手から怪しくなっていきます。
見本もなしにどうやって描けば……と困惑するおたみさんをよそに、友人は「まゆ毛がかなり濃くて」と、父親の特徴を言葉で説明。目撃者の証言を元に指名手配犯の似顔絵を描くようなノリなのだと、友人の趣向を理解したおたみさんは、指示通りに目鼻を描いていきます。少し描いては見せて「どう? 被疑者に似てる?」と、案外ノリノリ。
すると今度は、「(バースデーケーキのように)ロウソクの分だけ鼻毛を出して」と、異様な注文が。「顔の輪郭は、(本人が)四角いから普通の正方形でいいよ」と、指示はどんどんおかしくなっていきます。おたみさんが「お父さん人間でしょ?」と切り返すと、友人の返事は「いいんだよ。うちの親父、箱の中で育ったから」。なるほどそれなら納得……できるわけあるかあっ!
それでもおたみさんは指示に忠実に書き続け、似顔絵を完成しました。「男前の四角いオブジェ」としか言いようのない仕上がりですが、「友人はすげぇ似てる! 親父喜ぶよ!」と大絶賛……ほんとかよ。ノりにノった友人は「ロウソク立てて!」と追加でオーダーし、おたみさんも素直に従うのでした。最終的に「人面バースデーケーキ」みたいになっちゃったけど、本当にこれでいいの?
一連のやりとりは、「指示もおたみさんの返しも面白すぎる」「注文通りのパーツを2〜3分で描くプロの犯行」などと好評を博しました。なかには「似顔絵を娘がいたく気に入ったので印刷してあげたいです」といった声もあり、これに応えておたみさんは元原稿を公開しています。高解像度で見直すと、あらためて「何の絵なんだろう」という気持ちでいっぱいになることうけあい。
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