両思いなのに立場上素直になれないヤクザと刑事の話を描いた漫画「ヤクザと目つきの悪い女刑事の話」の行方が気になると人気です。
ヤクザの抗争に駆け付けた女性刑事、蟻ヶ谷。今日こそは土蜘蛛組の轟を捕まえると気合いが入っています。轟は証拠を持ってその場から立ち去ろうとしますが、そこには既に蟻ヶ谷が先回り。スキを突こうと胸元から拳銃を取り出すも蹴り飛ばされ、逆に銃を向けられてしまいます。「いつもいつも俺の前に現れやがって…!」と追い詰められる轟。
蟻ヶ谷の気迫に押されたかと思いきや「好き!」「俺を痺れさせる目を持つ女はお前だけだ……」と愛があふれてしまいます。逮捕前に何か言いたいことはないかと聞かれた轟は、チャンスを逃すまいと「スキだ」と告白。固まる蟻ヶ谷。嫌な顔をされたと思った轟は、「スキだらけ」と告白をごまかして逃げてしまいます。逃げられた蟻ヶ谷は「好きだ」と言われたかと思って油断した、と頬を赤らめるのでした。ヤクザと刑事の恋の道は……険しそう!
また別のお話では、轟が新ビジネスのために薬物(テスト用の偽物)を運んでいると、張り込みしていた蟻ヶ谷にあっさり見つかってしまいます。たちまち轟の部下と蟻ヶ谷の乱闘に。乱闘のさなか、蟻ヶ谷の強さにうっとりする轟。そして彼女を殴った部下を「俺の女に傷つけてんじゃねェ」と張り倒すのでした。
「俺の女」と言われて内心うれしい蟻ヶ谷でしたが、刑事としては素直に喜ぶわけにはいきません。そんな彼女の反応を「嫌そう」だと思った轟は、「お前は俺が倒す女だから誰にも手出しさせないという意味だ」とまたもごまかします。素直になれない2人。ん〜仕方ないか!
両思いで直接「好き」と告白しているというのに、立場上、結局気持ちをごまかすしかなく……。この関係にやきもきしてしまいます。蟻ヶ谷が轟と一緒に撮った写真を大切に持っている場面も描かれており、2人のこれからはもちろん、過去も気になります。今のままでは恋に発展するのは難しそうですが、どうなるか見届けたいですね。
この漫画の読者からは「コイツらスキだらけじゃねぇか!」「両思いだけど立場上思いが届けられない…進展する時は来るだろうか…」「一緒に写真を撮ったエピソードも気になる」など2人の恋の行方が気になる人が続出しています。
作者は、漫画家の晴十ナツメグ(@Seiju_natsumegu)さん。『カイダンにっき』『あなたの勇者浮気してますよ』『悪役令嬢後宮物語(作画担当)』を手掛けており、オリジナル作品の個人誌も販売しています。
画像提供:晴十ナツメグ(@Seiju_natsumegu)さん
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