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財務省は7月29日、2020年東京オリンピック・パラリンピックを記念して発行する500円硬貨の図柄について、Twitterなどで一般投票を実施した結果、最多だった「風神雷神図屏風」を採用すると発表しました。貨幣の図柄を一般投票で決めるのは初となります。
投票総数6万6318票のうち、「雷神」は2万8741票(43%)を獲得。次いで「国立競技場」(2万1053票)、「富士山」(1万6451票)を上回りました。
「雷神」の図柄は、日本を代表する芸術作品として、俵屋宗達の作品とされる「風神雷神図屏風」(17世紀)をモチーフに採用しています。オリンピック記念硬貨が「風神」、パラリンピック記念硬貨が「雷神」を、それぞれ表面にデザインしています。
記念500円硬貨はオリンピックとパラリンピック各1種類ずつ。21年度上期に刷新される新500円硬貨にも採用される、2色3層構造の「バイカラー・クラッド貨幣」となります(関連記事)。20年7月ごろに金融機関で引き換えできる予定です。
図柄は3案を用意し、6月に約1週間、財務省の公式Twitterアカウントなどで一般からの投票を受け付けました。
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2色に輝くようです。