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日本航空(JAL)は7月29日、成田〜ロシア・ウラジオストクの新路線を開設すると発表しました。2020年度夏期ダイヤから毎日運航予定。ウラジオストクへの乗り入れは日本の航空会社では初めてです。
JALのロシア路線は成田〜モスクワ線に続いて2路線目。2020年度夏期ダイヤからの運行ですが、運航スケジュールはすでに決定済み。機体は「ボーイング 737-800」を用い、ビジネスとエコノミークラスを設定します。
ウラジオストクはロシア極東最大の港湾都市で、「日本から最も近いヨーロッパ」などと言われます。シベリア鉄道の東側の始発駅、ウラジオストク駅をはじめとする洋風建築やロシア国内で最高峰とされるバレエ団「マリインスキー・バレエ」の劇場もあります。
ウラジオストクを含むロシア沿海地方では2017年8月から電子ビザが導入され、日本人のビザ取得が容易になりました。夏ダイヤ期間中は毎日運航されますが、冬ダイヤについては未定。また、運航開始日や航空券の予約、販売開始日も決定次第、公表予定です。
ロシアというとすごく遠い国の印象があるかもしれませんが、JALの直行便就航やビザ取得の簡易化により、ヨーロッパの雰囲気を感じられる近場の旅行先として気軽に検討できるようになりそうです。鉄道ファンならば「シベリア鉄道に乗る」(関連記事)を目的にするのも良さそうですね。
(カナブンさん)
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