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2019年7月31日の株式市場で、任天堂(東証1部)は反落。一時は4万円を割り込みましたが、取引終了にかけて値を戻し、前日比490円安(-1.21%)の4万100円で取引を終えました。
前日に発表した2020年3月期第1四半期(19年4〜6月期)の連結決算は、売上高は前年同期から2.4%増の1721億円と増収だったものの、本業のもうけを示す営業利益は10.2%減の274億円にとどまりました。
Nintendo Switchはハード、ソフトとも好調な一方、ライフサイクルの末期にあるニンテンドー3DSは大きく縮小。前年同期に「ニンテンドークラッシックミニ」の販売が好調だった反動減もあり、減益に。為替差損が120億円発生したことで、純利益は45.7%減の166億円でした。
ただ、会社としては想定内で、第3四半期以降「ポケットモンスター ソード・シールド」「あつまれ どうぶつの森」などの大型タイトル投入を計画しているため、通期の予想は変更して折らず、売上高は1兆2500億円(前期比4.1%増)、営業利益は2600億円(4.1%増)、純利益は1800億円(7.2%減)を見込んでいます。
エース証券のエース経済研究所は任天堂について「強気」を継続、目標株価も4万6800円を据え置きました。同研究所は任天堂の今期について、売上高1兆2500億円、営業利益3000億円と、会社予想を上回る水準で予測。「ソフトウェアの想定が保守的過ぎると考えており、販売(着荷)本数1億4000万本と想定しているため」と説明しています。
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