「1枚、2枚、3枚……」「いま何時?」 時そばと皿屋敷をコラボさせた怪談漫画が奇跡のハッピーエンド

怪談には落語をぶつけんだよ。

» 2019年08月02日 20時00分 公開
[戸部マミヤねとらぼ]
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 漫画家のナカシマ723(@nakashima723)さんが、7月26日の「幽霊の日」に合わせてTwitterに投稿した4コマ「落語で幽霊を成仏させる人」が人気です。「皿屋敷」に「時そば」をぶつけるとハッピーエンドになるのか。


落語で幽霊を成仏させる人


 「10枚セットの皿を1枚割った」という罪で井戸に沈められた女が幽霊となり、恨めしそうに皿の枚数を数える怪談「皿屋敷」。地方や時代によって微妙に内容が異なり、中には冤罪で殺されてしまったパターンも。永遠に成仏できない亡霊を描いた悲しいお話です。

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 そんな彼女を救うために立ち上がったのはとあるお坊さんでした。「1枚、2枚、3枚」「いま何時ッスか?」「4時、5枚、6枚、7枚」と、落語にありがちな蕎麦代金のちょろまかしテクニックが大活躍。悪人が正しいことのために技術を使う激アツ展開だ……!


落語で幽霊を成仏させる人 これ以上ないくらいのスカッとコラボ

 ついに10枚目の皿を数えた幽霊は、最高の笑顔で天へと登っていくのでした。そのまま落語として使えそうな完璧なコラボに、「これはうまい!落語で対消滅ですね!」「時そばにそんな使い方が!」と称賛のリプライが寄せられています。



 なお作者のナカシマ723さんは現在、ライトノベル『勇者のクズ』(原作:ロケット商会)のコミカライズを連載中。単行本1巻(ランチャーコミックス)が発売されています。


画像提供:ナカシマ723(@nakashima723)さん


ナカシマ723 (著), ロケット商会 (著)
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「勇者なんて、最低のクズがやる商売だ。」 マフィアの頭目が「魔王」と化し、彼らを狩る仕事が「勇者」として合法化された現代の東京。 都内で活動する勇者・《死神》ヤシロは、勇者見習いの女子高生に依頼され、渋谷にはびこる魔王のひとりを倒すハメになる。 だがこの依頼者の城ヶ峰というのが、とんでもない曲者で――! ?
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