8月4日、毎年恒例となっているネット奇祭「宮田のジャガー炎上祭」が開催され、一時はTwitterトレンドの上位に上るなど、大きな注目を集めていました。令和になっても宮田のジャガーは許されなかった。
「宮田のジャガー炎上祭」とは、2003年に発売されたPS2向けホラーゲーム「SIREN」作中のストーリーが元ネタ。ゾンビのように人々を襲う「犬屍人」をおびき寄せるために、少年・須田恭也(通称SDK)くんが医師・宮田司郎が保有する高級自動車メーカー「ジャガー」のクルマに火をつけるのですが、このシナリオが始まるのが8月4日午前7時でした。
ファンにとっては印象深いシーンであったことから、いつしかタイミングをあわせて「宮田のジャガー炎上」にちなんだイラストなどを投稿するようになり、現在のネット奇祭として広がりをみせるようになりました。
今年は新元号「令和」初となる記念すべき回ということもあり、8月4日午前7時ごろから続々と「#宮田のジャガー炎上祭」タグにイラストや動画などが投稿され、一時はTwitterのトレンドにも上る盛況ぶりを見せました。
人気ゲーム実況者・コジマ店員さんが宮田のジャガーに火をつける瞬間を「ファイヤー!」「わっしょい! わっしょい!」と盛り上げつつ実況したゲームプレイ動画を公開しているほか、炎上するジャガーの周りでマイムマイム、ジャガー生存ルートを求めて消化器を集めまくる宮田などのファンイラストもたくさん投稿されています。
ジャガーに火を放った須田恭也くんを演じた俳優・篠田 光亮さんも自身のTwitterで祭りに参加。須田になりきって、「だって、あのジャガーはもう…死んでるっぽかったから。」と火をつけた動機を語っています。
いまや立派なネット風物詩となった「宮田のジャガー炎上祭り」。来年はどんな燃えっぷりを見せてくれるのか楽しみです。
(春山優花里)
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