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Twitter、ユーザーの個人データを誤って広告に使用していたと謝罪 現在は修正済み
設定を見直したい場合は、Twitterのホーム画面から「設定→プライバシーとセキュリティ→カスタマイズとデータ」から確認可能。
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米Twitterは8月6日、一部の設定が正しく機能しておらず、ユーザーが許可していない場合でも、ユーザー情報の一部が広告に使われてしまっていたと発表しました。現在は既に修正済みとのこと。
Twitterでは通常、ユーザーの閲覧情報に基づいてパーソナライズした広告を表示しています。これは設定からオフにする(パーソナライズを行わないようにする)こともできましたが、今回の報告によると、2018年5月以降、設定でオフにしていても特定のデータ(ユーザーの国コードや広告へのアクセス状況など)が広告パートナーと共有されてしまっていたとのこと。
問題点は8月5日に修正されており、パスワードやメールアカウントなどは共有されていなかったとのこと。設定を見直したい場合は、Twitterのホーム画面から「設定→プライバシーとセキュリティ→カスタマイズとデータ」から確認することができます。
影響を受けていたユーザーの規模などは現在調査中。Twitterオフィシャルブログでは「申し訳ありませんが、このような事態が再び発生しないように対策を講じています」と謝罪しています。
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