電車が結婚して子どもが生まれた!? 南海電鉄「めでたいでんしゃ」のキュンキュン恋物語(1/7 ページ)
もう何てほんわかカワイイ電車なのでしょう。加太さかな線「めでたいでんしゃ」に乗ってきました。【写真たっぷり59枚】
南海電鉄から、おめでたいニュースが届きました。2019年7月25日、南海電鉄加太さかな線を走る「めでたいでんしゃ」の子どもの名前が「なな」に決定したそうです!
……「電車の子どもってどういうこと? ミニサイズの電車?」と疑問に思う方もいることでしょう。今回は実際に乗車した写真をたっぷり使って、南海電鉄のめでたいでんしゃファミリーをご紹介します。
最初は仕事仲間だった 「めでたいでんしゃ」の恋物語
めでたいでんしゃは、南海電鉄加太さかな線を走る観光列車です。2019年8月現在は「さち」と「かい」、そして「なな」の3編成が走っています。
最初にデビューしたのは、ピンクの車体がかわいい「さち」。2016年4月29日のことでした。
続いて、2017年10月7日に水色の「かい」が走り始めます。
全車両のマドンナ的存在の「さち」に、子どもたちを笑顔にするのが得意な「かい」。最初はこの2編成、いえ、2人は単なる仕事仲間でした。
ところが「かい」には、一つ悩みがありました。それは、2編成目のめでたいでんしゃとしてのプレッシャー。そんな悩みを「さち」に相談しているうちに、2人は互いを意識するようになったそうです。
そして、かいの方から「幸せのレールを一緒に走ろう」とプロポーズ。
2人はめでたく、2018年11月23日「いい夫婦の日」に結婚。
2019年1月26日には連結して、いえ、仲良く手をつないで南海本線の難波駅までハネムーンに行ったのでした。
(※この話は南海電鉄による「公式設定」です。ライターの妄想ではありません)
そして2019年3月31日、二人の子どもである「めでたいでんしゃ(こども)」が誕生。7月25日に「なな」と命名されました。
仕事仲間からだんだん互いを意識し、結婚し、ハネムーンを楽しみ、子どもまで生まれただなんて、何だかもうドラマのよう。和歌山の片隅に、こんな物語を持つ電車が走っているのです!
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駅員さんが先頭車両の前で何かやっていると思ったら――。