何でも自分でやりたいお年頃な娘さんに薬を飲ませようとして、ことごとく失敗してしまう育児絵日記『娘に薬をのませたい!』に共感の声が集まっています。
作者のもちこさんはジュースに薬を入れて、2歳の娘さんに「ジュース飲もうか?」と誘います。パックのジュースを自分で開けたがる娘さんに「今日はコップで飲もう」と言いますが、娘さんは激しく拒絶。結局、パックのままジュースを飲む娘さん。薬を入れてジュースを飲ませる作戦失敗です……。
次の日には、ヨーグルトに薬を入れて食べてもらう作戦に出ます。ところがまたもや自分で開けたいとぐずる娘さん。薬を混ぜる暇もなく、娘さんはヨーグルトを食べてしまうのでした。作戦失敗。
さらにTwitterなどでおすすめされていた「ミロ」を試してみるも、こちらは「すっぱい…」と撃沈。結局、「娘に薬を飲ませたい作戦」に全敗したもちこさん。すると、薬を飲む前に症状が良くなってきたそうです。よかった〜!(?)
子ども用のお薬はシロップなど甘いものも多いですが、甘いから飲むかといえばそうでもなかったり……。その中でも、先輩ママたちの意見では「チョコアイス」や少量の水で練ってあげるという方法の成功率が高そうでした。
また、自分でやりたい時期のお子さんには自分で薬を作ってもらうのもよさそうです。なかなか薬を飲んでくれないと悩んでいるママさん、お子さんとママにピッタリ合った薬の飲み方が見つかるといいですね!
この漫画の読者からは「何でも自分でガールには『自分で薬を作ってもらう』で飲める可能性があります」「アイスのチョコ味で飲ませてました!」「『きな粉砂糖』とお薬を混ぜて少しお水で練ると食べました」「錠剤にしたら飲みました」「オレンジジュース、グレープ、リンゴジュースは腸から体内へ薬を運んで吸収させる働きを抑制してしまう。逆に、牛乳やヨーグルトは薬が脂肪分に溶けて吸収されやすくなり副作用が出やすくなる場合があるので気をつけて下さい」などのコメントが届いています。
参考:大日本住友製薬 薬の「のみ合わせ」Vol.1 胃や腸で起きること
オレンジ、リンゴ、グレープフルーツなどのフルーツジュースに含まれる成分は、腸から体内へと薬を運ぶ運搬役の作用を邪魔することがあります。だからフルーツジュースも、薬をのむときに使ってはいけないのです(中略)
例えば、油に溶けるような性質を持つ薬を脂肪分の多い肉や魚、牛乳やヨーグルトなどと一緒にとると、薬が脂肪分に溶けるため吸収が良くなります。すると薬の作用が強く出過ぎて、副作用が生じる場合もあるのです。
作者のもちこ(@mochico913)さんは、育児情報サイト「ninaru-baby」で、『毎日どこかでイヤイヤ期』を連載中です。
画像提供:もちこ(@mochico913)さん
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