米Nikeがこのほど、幼い子どもの足の成長に合わせて定額制でシューズを注文できるサービス「ナイキ・アドベンチャークラブ(Nike Adventure Club)」を開始しました。
料金はプランによって、月額20ドルで年間4足を90日ごと、30ドルで6足を60日ごと、50ドルで12足を30日ごとに注文できます。NikeまたはConverse(コンバース)の100種類のデザインシューズをオンラインから選ぶことが可能。サイズも米サイズ4C〜7Y(10センチ〜25センチ)と豊富に取りそろえています。また、対象年齢はおよそ2歳から10歳まで。
商品の送料は無料となっているうえにサイズとデザインの無料交換も可能。途中でプランを変更、停止できるようにもなっています。
同社は、子どもを含む60パーセントの人がきちんと自分のサイズに合った靴をはいていないというデータに着目し、足の成長が著しい子どものためのシューズを、定額制で提供することにしたのです。
これは子どもを持つ親にとっても財布に優しいサービスで、「ナイキ・アドベンチャークラブ」は「親にとって最高の友人(Parent’s Best Friend)」だと同社はうたっています。
このような靴の業界での定額制サービスは「ナイキ・アドベンチャークラブ」が初めての試みとのことです。同サービスでは、プラン期間が過ぎても使用した靴はそのまま所有できます。また小さくなってはけなくなった場合はリサイクルとしてNikeが引き取ることも可能です。
「ナイキ・アドベンチャークラブ」のゼネラルマネジャー、デイブ・コバン氏は「子どもに幅広いシューズの選択肢を与えられると同時に、親にとっても子どもの靴選びをする際の悩みを取り去ることができます」と話しています。
もし日本でも「ナイキ・アドベンチャークラブ」がスタートしたなら、子を持つ多くの親の助けになることでしょう。
(マスミ・メイアー)
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