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定番動画編集ソフト「AviUtl」、6年ぶりのアップデートで動画制作クラスタ大いに沸く

32ビットアプリのまま、4GB以上のメモリが使用可能に。

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 動画編集ソフト「AviUtl」の、6年ぶりの更新となる「version1.10テスト版」が公開されました。Twitterでは「界隈(かいわい)で近年最大のニュースかもしれない」と、動画制作クラスタが盛大に盛り上がっています。


AviUtl 「AviUtl」配布ページ

AviUtl 直近の正式版「version1.00」の公開は2013年4月1日のこと。それから6年と4カ月を経て、いよいよアップデートの兆し(マーカー部は筆者が加工)

 AviUtlはKENくん(@__kenkun)さんが1997年から開発しているフリーウェア。無料ながら高機能で、有志によるプラグインを導入すれば、商用ソフト並の処理ができるとあって、動画編集ソフトの定番として親しまれてきました。

 2013年4月1日公開の「version1.00」以来、更新は止まっていましたが、2019年8月14日に作者がTwitterアカウントを開設し、数年ぶりの復活を宣言。そして8月18日に、「version1.10」テスト版を公開しました。

 KENくんさんは「ツールの更新を期待されている方も多いと思いますが、やり残したことや気になる点をほんの少し修正するくらいになる」とコメント。それでも、「4GB以上のメモリーに対応するテスト版を公開した」としています。なお、64ビット化するとプラグインが使えなくなるため、アプリは32ビット仕様のままだそうです。


AviUtl アップデート履歴にも6年間の重みが(ソフト同梱のテキストファイルより)

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