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「奥様を舞台に行かせてあげてください!」 夫を介してサポートし合う妻(オタク)と部下(オタク)の漫画に心温まる

夫への愚痴に見せかけたのろけ漫画。

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 Twitterに投稿された実録漫画「夫の会社のオタクと私がお互い助け合ってる話」が話題です。

 夫の部下がコミケ目的で有給申請した際には「行かせてやれ」と後押しし、舞台を見に行きたいときは部下に夫を説得してもらえる。見ず知らずなのに息ぴったりな作者と彼らの関係性を描きます。


見ず知らずの夫の会社のオタク


 非オタの夫を持つ漫画家の金山カメ(@I8Kt3agXwezBkyn)さん。旦那さんの職場にはコスプレイヤーの女子と2次元オタクの男子が働いており、それぞれ夏コミ目的で有給を申請したのですが、上司である旦那さんは「この忙しい時に!?」と困った様子……。

 そんな夫に対し、金山カメさんは「行かせてやれ!!」「その子たちはその日のために半年頑張ってはたらいてんだ」とげきを飛ばします。こうして旦那さんは部下の有給を承認することに。

 旦那さんの仕事はサービス業。(有給は社員の権利とはいえ)忙しさがピークに達するお盆時期に休みを許可するのは厳しい判断だったと思います。そうした状況で部下のプライベートを優先できる旦那さんもステキ。


見ず知らずの夫の会社のオタク

 一方で金山カメさんが舞台「戦国BASARA」のチケットを入手した際には、オタクたちから夫に「奥さんを舞バサに行かせてあげてください!!」「プラチナチケットですよ!! このチャンスを逃したら奥様可哀想です!!」とサポートが入ります。相互援助の優しい世界。


見ず知らずの夫の会社のオタク

 こちらの漫画で描かれたエピソードは数年前のお話。現在、旦那さんは部下たちが何も言わずともコミケに快く送り出しているそうです。

 それどころか戦利品を見せあいながら、ホテルでピザやチキンで豪遊する部下たちを「後で胃もたれしないか心配」と心から気遣います。やっぱりステキな上司です。


見ず知らずの夫の会社のオタク 翌年には夫もコミケ経験者だったことが発覚

見ず知らずの夫の会社のオタク さらに数年後……

 後日譚はもう一本。金山カメさんが娘と「戦国BASARA」のDVDを見ていると、歴史オタクの旦那さんが「史実では〜」とツッコミを入れ始めます。その流れで意外な事実が明らかに。なんと旦那さん、原作ゲームをプレイ済みだったのです。気付くの遅っ!

 Twitterでは「説得する人もすごいしなんだかんだで了承する夫も人間味があって良い」「これは惚気漫画……!」といった感想が寄せられました。


見ず知らずの夫の会社のオタク

 金山さんは介護をテーマにした漫画『特養日記〜介護福祉士が見た最強ご長寿たち〜』『介護小学生』を手がける他、『夫が自称イクメンなのですが。』を連載中です。

画像提供:金山カメ(@I8Kt3agXwezBkyn)さん


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