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旅行サイト「エアトリ」が実施した消費税の増税に関するアンケート調査の結果を発表しました。「増税前にやっておこうと思っていること」では、「特にない」が1位に。2位の「旅行」「買いだめ」を大きく上回っています。
消費税率は10月1日から10%に引き上げられますが、「やっておこうと思っていること」として54.5%の人が「特にない」と回答。2位の「旅行」「買いだめ」(18.0%)と大きく差を付けています。ポイント還元を狙った「キャッシュレスへの移行」も7.5%にとどまりました。
「増税前に買っておこうと思っているもの」でも「特にない」が断トツ。「家」や「車」など高価なものはトップ5圏外だったとのことで、エアトリは「消費者は今回の増税を冷静に見ているようです」とコメントしています。
ただ、消費税率アップについて「反対」は53.0%と過半数。その理由は「現在の税金の使われ方に不満がある」(68.9%)、「使い道が不明瞭」(57.5%)と、政治・行政への不満が挙がり、「生活が苦しくなる」(42.3%)はこれを下回っています。
軽減税率について「十分に理解できている」という人は12.7%にとどまり、対象品目についても「ネット社会の今、なぜ新聞代が軽減税率なのか?」(60代男性)と、必ずしも納得できていない人が6割強に上っています。
調査は8月13〜16日、20〜70代の男女942人にインターネットで実施しました。
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守りと攻めで増税対策する意向。