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「相鉄・東急直通線」建設中の羽沢トンネルに潜入 シールドマシン最後部付近まで行ってみた【写真33枚】(2/3 ページ)

デケー、広ぇー、迫力スゲー!

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いざ羽沢トンネルの内部に潜入!

 トンネル内部へ潜入です。まず案内されたのは地上部分に設けられた「防音ハウス」と呼ばれる広大な空間。土砂の仮置きスペースも設けられており、黒い土砂が山積みになっているのが見えます。

羽沢トンネル
「防音ハウス」の中。右側の黒い砂が掘り出された土砂

 地下から掘り出された土砂はベルトコンベヤーを通してここまで送られ、ダンプカーに積み替えて運び出されます。安全のためダンプ1台につき運べる土砂は10トンまで。ダンプカー用計量台も設置されています。

羽沢トンネル
ダンプカー用計量台

 見学当日は休工日でしたが、工事稼働日は1日1000立方メートルもの土砂が掘り出され、2分に1台のペースで絶えずダンプカーが行き来します。そしてこの土砂は横浜港の埋め立てに使用されるのだそうです。

 工事現場の至るところに船のように円弧した形のコンクリートパーツが置いてあります。このパーツがトンネルの内壁。「セグメント」といい、8個組み合わせると円形になります。シールドマシンで穴を掘りながら、同時にロボットによって内壁が組み立てられていきます。

羽沢トンネル
掘り出されたこの土砂は横浜港の埋め立てに使われるそうだ
羽沢トンネル
「セグメント」と呼ばれる船の形をしたコンクリートブロック。これを8個組み合わせて円形のリングにすることでシールドトンネルになる

 資材は地上に開けられた立坑と呼ばれる縦穴からクレーンで搬入します。

羽沢トンネル
地上からクレーンを使って、地下にセグメントを搬入する
羽沢トンネル
地上から見た立坑
羽沢トンネル
地下から見た立坑

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