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耳や発話の不自由な方に対する楽天カードのサポートがすばらしいとTwitterで話題です。きっかけは聴覚障害を持つRuna(@runa_Kn)さんのツイート。LINEのビデオ通話を用いて、手話で対応してもらえたといいます。
「楽天カード手話通訳サービス」は、耳や発話の不自由なユーザーに向けた、テレビ電話による手話・筆談の受付窓口です。手話通訳は、楽天カードより業務委託を受けたプラスヴォイスの手話オペレーターが行います。
Runaさんのツイートにもあるように、電話窓口から問い合わせを行う場合、聴覚に障害を抱えた方は家族などに代理をお願いすることになり、本人確認の手間や精神的なストレスが大きくなりがちです。本人が直接コミュニケーションできることには、健常者がイメージする以上のメリットがあるのです。
ツイートには「自分は視聴障害ではないけど、こーゆ対応はどこでも必要ですね」「楽天素晴らしいですね。素敵な情報提供ありがとうございます」といったリプライが寄せられました。
なお楽天カードでは、LINEのほか、SkypeやFaceTimeでも問い合わせを受け付けています。またこうした施策は他のクレジットカード会社も取り入れており、例えばJCBカード、JALカード、三井住友カード、 NICOSカード、Yahooカードなどもビデオ通話による手話や筆談に対応しています。
画像提供:Runa(@runa_Kn)さん
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