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Amazonの「置き配」であわや自宅軟禁 “在宅時に利用したことで起きた怖い事例”に気をつけたい(1/2 ページ)

注意喚起としても拡散されています。

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 Amazonの「置き配指定」サービス(以下、置き配)で、あやうく自分の家に閉じ込められるところだった体験談がTwitterに投稿され反響を呼んでいます。

 「置き配」とは、商品をユーザーが指定した場所(玄関や宅配ボックスなど)に届けてくれるサービス。在宅の必要がなく、再配達が不要になるなどのメリットがあり、また在宅時でも玄関先での対応やサインなしで商品を受け取れる手軽さがあります。そして今回の事件は、自宅内にいた投稿者さんが「玄関」指定の置き配で届けてもらったことで起こりました。


Amazon 置き配 あやうく閉じ込められる 体験談 玄関前 荷物 置き場所 ドア 意味が分かると怖い写真……(画像提供:@cna_ayamさん)※元画像を拡大しています

 ダンボールが置かれた場所は、上記の写真の通り。それは外に向かって開く玄関ドアを中から開けたときに、そのドアと廊下の壁の間に挟まる位置であり、つまり、中からドアが開かなくなる場所だったのです。まさかAmazonで注文しただけで閉じ込められることになるとは……!

 便利な「置き配指定」が軟禁指定となるところでしたが、今回は手を出せるくらいのすき間があったため、傘でダンボールを徐々に動かすことでなんとか危機を脱したことが(半分笑い話として)語られています。そして最後に、「つまるところ、受け取れるときはちゃんと受け取ろうな!!!という自戒を、身を持って得た」とまとめています。

 Amazonの置き配は、在宅・不在に関係なく利用できるものですが、今回の事例のように、指定した場所が不在時は問題なくても“在宅時には困る場所”ということもあり得ます。もしこれから利用する際には、不安な場合はより詳しい置き場所を示したり、その場所が問題ないかあらかじめ確認するようにして気をつけるのがよさそうです。

 なお、Amazonは置き配を標準にする実証実験を10月から岐阜県多治見市にて実施予定で、サービスの利便性や安全性の向上が期待されています(関連記事)。

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