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Appleはこのほど、10月1日からの消費税増税に伴い、App Storeのアプリやアプリ内課金の価格を改定すると発表しました。消費税率の8%→10%への引き上げに伴い、App Storeの価格に転嫁し、おおむね数十円〜数百円の値上げとなります。
App Storeのアプリやアプリ内課金の価格は「Tier」と呼ぶ段階で設定されています。開発者はTierを選ぶことで価格を決める形になっており、どのTierを選ぶかは開発者の自由ですが、価格そのものを決めることはできない仕組みです。
新価格では、有償で最も安い120円(Tier 1)は据え置きですが、次の段階の240円(Tier 2)は250円へと10円の値上げ。以降、720円(Tier 6)までは10円アップ、840円(Tier 7)〜1200円(Tier 10)までは20円アップ……といった形で値上げになっています。
当然ながら価格が大きいほど値上げの絶対額は大きく、9800円(Tier 56)は200円アップの1万円に。この辺の価格帯をよく利用するのではないかと思われる重課金者の方々のお財布にも響いてきそうです。
Appleの発表は9月23日付。この件についてApple側から開発者への事前のアナウンスはなかったようで、2014年の消費税率引き上げ時にAppleの価格改定がなかったのを見越してか、一部のアプリでは10月1日以降、同じ額のアプリ内課金で入手できる“石”の数を減らすといった対応を発表していました。
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