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欧州宇宙機関(ESA)が進めている木星氷衛星探査計画「JUICE」に、セガの代表的キャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が関わることになりました。探査機に搭載される観測装置のロゴとして、ともに宇宙へ上がります。
JUICEは2022年の打ち上げを目指して進行中の、大型惑星探査。日本は宇宙航空研究開発機構(JAXA)を介して、探査機に搭載される複数の観測装置チームに参加しています。そのなかの電波・波動観測装置「RPWI」チームに、ソニック好きが多いことから話は動き始めました。
ソニックは宇宙をも舞台に活躍するヒーローであることから、チーム代表のJan-Erik Wahlund博士をはじめに、思い入れが強いメンバーが多いといいます。そこで、日本側代表者の笠羽康正教授が所属する東北大学を介して打診がなされ、快諾したセガからチームロゴデザインが提供されました。
RPWIでは、同学が提供する装置により、木星が放つ電波活動の解明や、衛星のカリストとガニメデの氷地殻とその地下に潜む「海」の検出を目標に観測を実施する予定。ロゴに描かれた稲妻はその象徴で、添えられた英文は「電気を帯びるもの。また揺れ動くもの。すべては我らのもの!」を意味するスローガンとのことです。
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