ニュース
新潮社、百田尚樹『夏の騎士』“ヨイショ感想文”キャンペーン中止 Twitterで批判相次ぐ(1/2 ページ)
“ヨイショ感想文”で金券をプレゼントする内容に、「みっともない」「品がありません」など批判が寄せられていました。
advertisement
新潮社は『夏の騎士』(百田尚樹著)を“ヨイショ”する感想文の募集キャンペーンを中止しました。キャンペーンに対しては多くの批判が寄せられていました。
新潮社のTwitterアカウントで10月4日に、『夏の騎士』を「ほめちぎる読書感想文を募集」すると告知。ハッシュタグ「#夏の騎士ヨイショ感想文」をつけて感想をツイートした人にプレゼントを贈るという内容で、「百田先生を気持ちよくさせた20名の方に、ネットで使える1万円分の図書カードを贈呈!」とうたっていました。
金品で「ほめちぎる感想」を募集するという企画に、Twitterでは「どうしちゃったんですか。お気を確かに」「ブランドイメージを損ねている」「みっともない」「歴史ある出版社として恥ずかしくないのですか」「品がありません」と批判が相次ぎました。
新潮社は5日、キャンペーンについて「お騒がせをし、申し訳ございません。多くのご意見を受け、中止とさせていただきます」と謝罪し、募集ツイートを削除。「今回皆様からいただいたご意見を真摯に受け止め、今後の宣伝活動に活かして参ります」と述べています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 新潮社『新潮45』を休刊に 「十分な編集体制を整備しないまま刊行を続けてきた」
- 新潮社社長、『新潮45』めぐりコメント 「あまりに常識を逸脱した偏見が見受けられた」
「今後とも、差別的な表現には十分に配慮する所存です」と述べています。 - 「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」 『新潮45』批判する投稿を新潮社のTwitterアカウントがRT
Twitterの中の人を応援する声が寄せられています。 - 「全く知らなかった、何コレ? 寒過ぎ!」電気グルーヴのTwitter企画に石野卓球さんが激おこ → 企画中止へ
後に「血の激寒フォリダン事件」と呼ばれるのであった。 - NHK、炎上していた「受信料長州力」サイト開設を中止 「このまま開設しても意図を正しく伝えるのは難しい」
「力ずくでも徴収するという宣戦布告か」などネットでは批判が集まっていました。 - HISの「東大美女が隣に座ってくれる」キャンペーン 「セクハラ」批判受け即日中止に
「不快な思いをさせる企画内容」だったとして謝罪しています。