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「5ナンバーより偉い」「維持費が高い」!? あまり意味がない「3ナンバー」の謎(1/3 ページ)

ワイは「●●33」なので、キミのクルマより偉い……はもう30年前の話。

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 クルマのナンバープレートには「品川500」「横浜300」といった文字列が記載されています。

5ナンバー 3ナンバー 維持費
一般乗用車のナンバープレート(画像:Wikipedia

 この文字列は「格付け項目」になることがあります。特に地名は分かりやすくブランド力合戦が行われたりします。それに続く数字は「分類番号」といって、1〜3桁の数字でクルマの種別や用途を分類しています。どの数字が何に区分されるのかは説明が長くなるので今回は割愛しますが、一般乗用車においては「5ナンバー」と「3ナンバー」があるのはご存じと思います。どちらかというと「3ナンバーの方が偉い」と思っている人は多そうです。

 一般乗用車は、道路運送車両法によって小型乗用車の5ナンバーか普通乗用車の3ナンバーかで区分されます。エンジン(レシプロガソリンエンジン)の排気量が2000cc以下で、車体サイズが4700(全長)×1700(幅)×2000(高さ)ミリ以下ならば5ナンバー(小型乗用車)です。これらの範囲をどれか1つでも超えると3ナンバー(普通乗用車)になります。運転に必要な免許が変わったり、制限速度が変わったりするといったような、普段運転する上での違いはありません。

 しかし、車にかかる税金や維持費は「大きいクルマほど高い」のが一般的。「3ナンバーは維持費が高い」のでしょうか。

5ナンバー 3ナンバー 維持費
コンパクトエコカー「ノート」は5ナンバー(写真:日産自動車、以下同)

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