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飛行機の滑走路は「平らで長い」とは限らない 世界は広い……! 超絶ハードな空港(2/2 ページ)

オーバーランしたらと思うとぞっとします。

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「急坂」な滑走路の空港もすごい

 そして、「滑走路は平ら」とは限りません。フランスのクールシュヴェル飛行場はアルプスの山中、スキー場に囲まれた場所にちょこんとあります。

 その滑走路は、何と最大勾配18.66%の傾斜が付いています。狭く危険そうな場所でありますが、実は離陸時には下り坂を活用して加速しやすく、着陸時は上り坂で減速できるので、離着陸に必要な距離を短縮できるメリットがあるようです。へぇぇぇ。

TBM 850 Landing at Courchevel altiport (inside pilot 's view) - Jet Prop(YouTube)
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(参考)プロペラの先遠くにちょこんと見えるのはフランスのクールシュヴェル飛行場(TBM 850 Landing at Courchevel altiport/Alpine Airlines
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(参考)最大18.66%のブッ飛び急坂な滑走路を持つ(TBM 850 Landing at Courchevel altiport/Alpine Airlines

 この他にも、かつて「世界一着陸が難しい空港」と言われた香港啓徳空港、旅客機が真っすぐ突っ込んできてビーチと頭上スレッスレをシュゴォォォォォン! とかすめて着陸し、また離陸時のジェット噴射で見学客が吹っ飛ぶ「世界で最も危険とされる空港の1つ」セント・マーチン島のプリンセス・ジュリアナ国際空港なども有名ですね。「知ってたか? これとこれもヤバイよ──」「そういえば思い出した。それとあれもそうだよ」。こんなネタをお持ちの方、ぜひ記事へコメントをいただければ! また、こんなうんちく記事を書いていただける著者さんも募集中です!



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