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神戸市、令和元年秋の運動会で骨折含む51件の事故 市長「教育委員会に働きかけ続けるしかない」

安全な状態で実施したはずが……。

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 神戸市は、令和元年秋に行われた小・中学校の組体操で骨折を含む51件の事故が発生したと発表しました。


組体操 事故の内訳

 神戸市は9月9日に「原則として、前年度に事故があった技を実施しない」「指導者は事前に市教委主催の講習会に参加する」などを確認し、ピラミッドやタワーの高さ制限、練習は段階的に人数を増やすなどのルールを設けた上で実施すると発表。今回の運動会・体育大会は「各校では安全な状態で実施できると判断する場合に限り組体操を実施することとし、練習を行ってきた」としていますが、小学校5年生から中学校3年生まで、51件で事故が発生し、そのうち6件が骨折と診断されています。

 神戸市の久元喜造市長は8月以降、自身のTwitter上で「過去3年間に、123件もの骨折事故が起きているのに、教育委員会は継続を決めた。信じられない」「何度でも言います。教育委員会、そして校長先生をはじめ小中学校の先生方にはやめる勇気を持ってください」と組体操の実施を強く批判。また、9月10日には「市長には権限がないので、禁止できません。市長に権限があるのなら、こんな形でTwitterでつぶやくことはしません」とツイートしていました。

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