「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」――生き残るために寿司を食べまくる、至極シンプルながら何一つ意味がわからない3DアクションゲームがTwitterで話題です。作者はただすめん(@tadasumen)さん。
「制作中3Dアクションクソゲー、これもう完成って事でよくないですか!?」としてTwitterに投稿された1本の動画。そこに写っていたのは、妙に顔の濃い男性がファンタジー風の村をかけまわり、落ちている寿司を食いまくる謎のゲームでした。
説明らしい説明は「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」という操作キャラクターの一言のみ。どうやらこの男性、常に寿司を食べ続けないとゲージが減少し続け、最終的には爆発四散して死んでしまうようです。特異体質にもほどがある。
設定の意図はひたすらに意味不明ながらも、「そろそろ寿司を食べないと死ぬ」という衝動はなんとなく理解が及びます。毎日食べられるようなものではないけれど、「今日は絶対に寿司!」の気分になる日が定期的にやってくる。そんな現代人の寿司に対するスタンスを的確にゲーム化した作品といえるのかもしれません。現代人は爆発しないけど。
作者のただすめん(@tadasumen)さんは、過去にも複数のバカゲーを開発し、インターネット上で公開しています。
7月に公開された最新作は、勇者が魔王の精神攻撃に対抗すべくTwitterでメンタルを鍛える「勇者VSクソリプ」。属性分けされたクソリプを戦略的に対処したり、限られた期日内で勇者を効率的に育成したりと、風刺の効いたテーマに反してゲーム内容は本格的なシミュレーションです。
画像提供:ただすめん(@tadasumen)さん
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