10代のころに比べるとアニメに対する姿勢やモチベーションが衰えてしまった30代オタクを描いた漫画に、思わず共感してしまいます。文明の利器のおかげもあるけど、気力が変化したことは否定できない……。
10代のころはアニメの30分が何よりも大事な時間だった作者はのなつみん(@natsuminsan)さん。深夜アニメでもリアルタイムで見るのが基本で、本編だけではなくCMもエンドカードもずっと集中して、頭に焼き付けるように見たものでした。
しかし30代になった今、アニメは流していてもTwitterを眺めてしまい、内容が入らないままアニメは終わっていたのでした。これが大人になるということか……。
10代のころのなつみんさんは大好きなアニメを高画質で録画することに努力を惜しみませんでした。録画は野球中継の延長やビデオヘッドの劣化などと戦う真剣勝負という意気込みでした。
しかしアニメがテレビ放送だけでなくネット配信もされるようになった今、画質の善し悪しなど気にすることもなく「まあ、ネトフリで見れば良いか……」と、あの頃の情熱はすっかり削がれてしまったのでした。
今と昔ではアニメを見る環境そのものが変わったことに間違いありませんが、年齢を重ねたことで、アニメに対するモチベーションそのものが変化したことも否めません。なんだかちょっとだけ寂しい気もします……。
漫画には「物凄くうなずける」「肉体的にも精神的にも追うのがしんどくなってくる」など、共感する声が届いています。
なつみん(@natsuminsan)さんは現在別冊ドラゴンエイジで『異世界転生株式会社』を連載中、Twitterとpixivにイラストや漫画を投稿しています。
画像提供:なつみん(@natsuminsan)さん
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