advertisement
虚構ニュースサイト「虚構新聞」の社主UK氏が、うっかり事実を報じかけた出来事についてTwitterで打ち明けました。2018年に「東京五輪が札幌で開催」といった内容の記事を構想していたというのです。あーっ……!
UK氏は当時配信したメルマガ記事の一部をツイートに掲載。そこでは、猛暑が懸念される東京五輪をサイトでフィーチャーするにあたり、「札幌を東京に改名して、札幌で東京五輪・パラリンピックを開催」「2020年のみ10月と8月を入れ替え」「東京23区をドームにして、内部をエアコンで温度調整」の3案を考えていたとの裏話が語られています。
最終的に採用されたのは3番目の案で、「東京23区、全面ドーム化へ エアコン完備「全天候型都市」目指す」として記事化されました。そして約1年3カ月が経った現在、現実にIOCがマラソン・競歩の札幌での実施を検討(関連記事)。もしも1番目を採用していたとすれば、およそ事実を報じていたこととなり、UK氏は通例に従って「おやつ抜きの刑」に処せられていた可能性が多分にあります(関連記事)。
UK氏は「書かなくてよかった」と安堵。リプライには「地下牢でおやつ抜きをまぬがれましたね」「虚構新聞さん、最近大変そうですね。お察しします」など、気遣う声が寄せられています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「シャープが゜を売却してシャーフに」のウソニュースにシャープ公式が全力反応 虚構新聞がやっぱり謝罪文を掲載
もはや様式美。 - 虚構新聞が「シャープが半濁点(゜)を売却」とウソ報道 早速シャープ公式が「シャーフ株式会社」に名称変更
これは謝罪ですね、間違いない。 - 虚構新聞「日本人の謙虚、海外アピール」記事で謝罪 “謙虚さを積極的に紹介する矛盾”が現実化した形
経産省が発表した「世界が驚くニッポン!」により誤報に。 - 虚構新聞「フジテレビ専用リモコン」記事で謝罪 「すでに同様の製品存在する」と指摘多数
記事掲載後25分と、過去最短記録での誤報発覚でした。 - 虚構新聞「ウィキペディア書籍化」記事でお詫び 「虚構記事が現実化してしまった」
2012年に掲載した「ウィペディアが書籍化 全2万3千巻で出版へ」という記事が原因で。 - KDDIが次世代炊飯器「INFOJAR」を本当に作っちゃったので虚構新聞がまた謝罪
何度目だ。 - また1つウソが現実に……? au未来研究所が次世代炊飯器「INFOJAR」開発へ → 虚構新聞社主「あああああああああああああ!」
これはまた謝罪ですね(目を輝かせながら)。