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【漫画】「もしも僕がヒットマンだったら」 いじめられている女の子を助けられない男の子と、実はヒットマンな女の子の話

ヒーローになるためにすごい能力は要らない。

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 クラスでいじめられている女の子と、それをこっそり助けていた男の子を描いた漫画が、暗い始まりから甘酸っぱい恋への急展開でニンマリしてしまうストーリーです。描いたのはTwitterユーザーのうなぎ(UNAGI_manga)さん。恋愛要素だけでなく、真のヒーローとは何なのかを考えさせてくれる作品にもなっています。


もしも僕が タイトル『もしも僕が』

 橘さんはクラス内でいじめられている女の子。机に罵詈雑言を書かれたり、上履きを捨てられたりとひどい仕打ちを受けています。その仕打ちにこっそりと対抗しているのが同じクラスの相田くん。彼は机の落書きを消したり、ゴミ箱から上履きを探し出すなど彼女を救うために行動します。


もしも僕が

 相田くんは橘さんに好意を持っていますが伝えることができません。もしも自分がヒットマンなら悪いやつから守れるヒーローになれるのに、英語がペラペラに話せたら世界中に連れて行って思い出をたくさん作られるのに……と自分は何も能力を持っていないので彼女のヒーローになれないと思う自信のなさが告白に踏み出せない要因となっていました。


もしも僕が

 クラス内ではいじめを受ける橘さんですが、実は裏の顔を持っています。それは優秀なヒットマンで英語を使い国際的な仕事を依頼されているということ。彼が持っていればと願う能力をすべて兼ね備えていました。


もしも僕が

 橘さんはヒットマンの仕事を終えて帰る道すがら、相田くんを見かけます。捨てられた上履きを見つけてくれた彼に彼女も少し好意を抱いているのか、学校や仕事中は見せない笑顔を出していました。


もしも僕が

 続く2話では、橘さんの視点で物語が進みます。ヒットマンとして仕事をする姿は凛々しく、情報を的確に伝えてこない依頼者を叱責するほど。ですが学内では身分を隠すため自分の情報を人に与えないように大人しく振る舞った結果、いじめられる対象になってしまいました。

もしも僕が

 ある日、教室で自分の机の落書きを消す相田くんと鉢合わせました。机の落書きを誰かが消していることは知っていましたが、彼が消していたことは知らなかった様子。消していることを伝えてほしかったのに何も言っていなかった彼に対して自分の気持ちを伝えるように問いかけました。


もしも僕が

 相田くんは自分が消していることを知ると迷惑をかけるかもしれない、もし知られたら拒否されるかもしれないという恐怖から伝えられなかったのだと今まで隠していた理由を吐き出します。


もしも僕が

 情報の共有を重視する橘さんは彼が自分を守ろうとする本当の気持ちを伝えてほしい、それに対して拒否はしないという普段は言わない自分の気持ちを彼に伝えました。その結果、大胆にも手を握りながら思いを伝えてくれた相田くんにドキドキして自分の口から的確に情報が伝えられない橘さんなのでした。


もしも僕が

 特殊な能力を持っていなくても優しい心があれば誰でもヒーローになれることを伝えてくれる内容にTwitterでは「朝の早い時間に来て女の子を守ろうとする行動が優しさと思いやりに溢れて素敵」「お互いが欲しいと思っている力を相手が持っている意外性が面白い」といったコメントが寄せられていました。

画像提供:うなぎ(UNAGI_manga)さん



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