米ニューヨークを拠点とする起業家チームThe God Thingsが開発した手のひらサイズの極小カラープリンタ「PrinCube」が注目を集めています。どこでも持ち運びが可能な上に、紙や木材、布、金属などさまざまな素材に印刷できます。
人間工学に基づいたスタイリッシュなデザインの「PrinCube」は、The God Thingsが「世界最小」とうたっているだけあり縦68ミリ、横51ミリ、奥行き68ミリのコンパクトなキューブ型。重量はインクカートリッジを含めても160グラムと超軽量です。スマートフォンでWi-Fiを介して使えるため、出先で手軽に印刷できます。
従来のポータブルプリンタのほとんどがモノクロ印刷なのに対して、「PrinCube」はフルカラー印刷で、紙だけでなく、布や革製品、木材、プラスチック、金属などさまざまな素材に印刷できます。そのため画像はもちろんのことオリジナルデザインを印刷できるため、自分だけのTシャツやスマートフォンケースを作って楽しめます。
その他、凹凸のある表面にもきれいに印刷できる上に、皮膚の表面にも印刷が可能。イベントなどで、その日だけ楽しむタトゥーを簡単に、安全に印刷できるといいます。
「PrinCube」は1回の充電で6時間も連続稼働でき、待機状態では1年持つとのことです。また高品質で高速印刷を可能とし、1つのカートリッジでA4約415ページ分の印刷が可能。充電ができないイベントや出張の移動時でもバッテリー切れの心配をしなくて済みそうです。
現在、「PrinCube」は、クラウドファンディングサイトINDIEGOGOで出資と引き替えに入手できます。目標金額に対して達成率23625%となる人気ぶり。正規の価格で199ドル(約2万1000円)となっていますが、約50パーセント割引になるプランは既に完売になるほどの人気です。クリスマスプレゼントに「PrinCube」は、相手に喜ばれそうなアイテムの一つとなりそうです。
画像はINDIEGOGOから
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「コミケ用 ミーティングバッグ」がMakuakeで先行発売 Twitterの声を反映した戦利品を持ち運ぶためのバッグ
カウネット公式Twitterがフォロワーとやり取りすることで生まれたコミケ参加者向け商品です。 - スマホ中毒を加速させる魔のアイテム 人をダメにするアーム付きスマホホルダーがMakuakeで人気
目標金額の10倍以上の支援が集まっています。 - プラモ製作用収納「アーティステーション」が便利そう 多種多様な道具をコンパクトに収められる
規模が異なる5モデルがラインアップ。価格は最小モデルで約5000円、最大で5万円程度。 - コーヒーの香りで目覚める朝 英メーカーのドリッパー付き目覚まし時計
今後、日本でも販売されるかも? - これが悪魔の儀式か…… 燃えるビジュアルが衝撃的すぎる「ドクロ型の着火剤と炭」がクラウドファンディングで登場
デスメタルのMVに使えそう。