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便利と話題の「おうちでつくる同人誌プロジェクト」 キヤノン担当者に開発秘話を聞いたら、同人誌なみのアツい回答が返ってきた(1/3 ページ)
見れば見るほど同人作家のしわざ。
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プリンターやカメラを販売するキヤノンの「おうちでつくる同人誌プロジェクト」が「便利すぎる」「同人作家のことを分かりすぎている」とSNSで話題です。なぜ、こんなに同人作家に寄り添ったサービスができたのか、プロジェクトメンバーの方に聞いてみました。
「おうちでつくる同人誌」プロジェクトは、その名の通り、キヤノンの家庭用インクジェットプリンターを活用して、お家で同人誌を作れるサービスを提供するプロジェクト。2018年からプロジェクトを公開しています。
公式サイトでは、キヤノンのプリンターを使って簡単に同人誌の印刷ができるソフトや、同人誌即売イベントで必要なポスターや値札のテンプレートなどを無料で配布しています。
話題となっている理由は、それらのサービスがとても使いやすいこと。同人誌印刷ソフトでは、かんたんにページレイアウトができるのはもちろん、「合同誌を作るときに、各人バラバラ画像サイズ調整を簡単にする機能」を実装するなど、かゆい所にピンポイントで手が届く仕様。値札は、のりなしで組み立てられる上、既刊と新刊が一目で分かるデザインになっていたり、どう考えても経験豊富な同人作家が作ったとしか思えないものです。
あらためて「おうちでつくる同人誌」の公式Twitterアカウントを見てみると「キヤノン社内の同人作家を中心としたプロジェクト」という記載が。やはり……と思った筆者がこのプロジェクトについてキヤノンに聞いてみたところ、同人誌並みの熱い回答が返ってきました。
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