コメダ珈琲店のメニュー写真が「実物と全然違う」と話題です。メニューの写真よりボリュームが少ないものが提供されてがっかり……ということは誰しも経験があるものですが、コメダ珈琲店はその逆だったようです。
画像を投稿したくまねこさんが注文したのは、10月に販売開始した「ミニコメバスケット」。卵の入ったミニサンド2切れと唐揚げ2個のセットです。メニューの写真では、サンドイッチの卵の厚さは食パンと同じくらい。小腹がすいたときにちょうどよさそうな量です。
ところが、実際に出てきたのは、超ボリューミーな卵サンド。想像の数倍は分厚い“ミニサンド”がどーんとバスケットにのせられ、唐揚げやレモンが隅に追いやられています。
Twitterにはコメダ珈琲店に対する同様の報告が多数あがっています。「かき氷の普通サイズも笑いました」「朝食のつもりで頼んだカツカレーパンが正気を疑うサイズだった」など。詐欺だといいつつも「それは悪質なので、その店に行く」「もう二度と行く」「なんて企業だ。腹空かせて行く」など好意的な声ばかりです。
なぜ写真よりもボリューミーな卵サンドが提供されたのでしょうか。コメダ珈琲店に取材したところ、コメダ珈琲店では店側が客層に合わせて販売メニューを選択するなど個性を生かした店作りを行っており、メニュー写真通りの商品を提供するだけでなく、顧客のニーズにあわせて商品を提供することもあるため、「ボリュームのある商品の提供が特徴になっている店舗もある」とのことでした。
良い意味で「詐欺」と話題になったコメダ珈琲店。その背景には店舗運営に対する柔軟な姿勢があったようです。
画像提供:くまねこ(@kuma_neko_)さん
(高橋ホイコ)
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