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南オーストラリアで、トイレに行った飼い犬が赤ちゃんコアラを背負って戻ってくるという出来事がありました。その様子がネット上に公開され話題になっています。
朝5時、犬のトニーがトイレに行きたいと吠えたため、飼い主はドアを開けて外に出してあげました。すると、帰ってきたトニーが赤ちゃんコアラを背負っているではありませんか!
赤ちゃんコアラは迷子になっていたのでしょうか。ふわふわな毛並みのトニーを母親と間違えて、二度と離れまいと必死にしがみつきます。トニーは困惑しているものの赤ちゃんコアラを邪険にはせず、飼い主に「どうすればいいですかね?」と目で訴えます。飼い主は「トニーはとてもフレンドリーで我慢強い子。赤ちゃんコアラもトニーが危害を加える怖い生き物じゃないとわかったんじゃないかな」とコメントしました。
「うふふ、ほほえましい」と終わらせたいところですが、このままトニーに赤ちゃんコアラを背負わせておくわけにはいきません。飼い主はなんとか赤ちゃんコアラを引き離し、取りあえず家にあったカートに登らせました。
その後、赤ちゃんコアラは飼い主の家のとなりにあるユーカリの木(ガムツリー)に登り、本当の母親のもとに戻っていったとのことでした。のちに飼い主は「コアラはこの辺りでは珍しくないけれど、こんなことは初めてだ」と語りました。そりゃそうだ! なんともオーストラリアらしい(?)出来事でした。
画像はViralHogより
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