婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは、11月8日、「QOM全国ランキング」を発表しました。QOMとは「Quality of Marriage」の略で、「結婚の幸福度」を測定し、数値化した指数のこと。ランキングは都道府県別に集計されており、それぞれの地域ごとにカップルの傾向も考察。上位には、九州・沖縄エリアが多数ランクインしています。
「QOM全国ランキング」は、全国14万人以上が診断した「QOMデータ」をもとにしたもの。調査対象は、日本全国の男性3万7468人、女性10万5872人です。調査では、「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」「境界力」「過去未来力」の6つのカテゴリーからなる全80問の質問の回答から、現在の結婚の幸せを1000点満点で数値化しています。
1位にランクインしたのは「沖縄県」(QOM平均628.1)。続く2位は「東京都」(627.7)、3位「宮崎県」(625.5)、4位「鹿児島県」(625.4)、5位「福岡県」(617.1)と、トップ5は九州・沖縄エリアの都道府県で占められています。
1位の沖縄県は、興味維持力、スキンシップ力、カップル理解力も全国1位。お互いに関心を持ち、ふれあいを欠かさないことが高い結婚幸福度につながっているようです。また、ケンカの回避力は41位と全国的にもかなり低いですが、仲直り力は全国2位。自分の意見を相手にはっきりと伝えることが、結果的にお互いの理解につながっているようです。
2018年の「QOM全国ランキング」でも、九州・沖縄エリアは上位にランクイン。この結果について、パートナーエージェントは「九州・沖縄は離婚率が比較的高いエリア。結婚に満足できない人は離婚をしてしまい、結婚生活を維持している方は満足度が高い」傾向があると分析しています。
男女別にQOMを見てみると、全体的に男性の方が数値が高くなっています。結婚に関する満足度は、一般的に男性の方が女性より高いとされており、QOMでも同じ傾向が見られるようです。
調査によると、QOM=結婚の幸福度は、魅力アピール力、本音力、興味維持力、仲直り力、カップル理解力の項目が高い人ほど高い傾向が。パートナーとの関係を良いものにしたいという人は、この5つの力を磨いてみるのもよさそうです。
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