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会場が東京から札幌に変更され、観戦チケット購入者への対応に注目が集まる2020年五輪マラソン競技。大会組織委員会は11月8日の記者会見にて「希望者には払い戻しをする方針で考えている」と見解を述べました。
女子マラソンの観戦チケットは、同日開催の他種目とセットで販売されており、「マラソン種目のみ一部払い戻し」になるのか、「他種目も含めた全額払い戻し」も可能なのか、具体的な対応が気になるところ。
取材に対し組織委は「方法などはまだ決まっておらず、どういったオペレーションで払い戻しをするかはこれから検討します」としています。
なお、札幌会場ではコース沿道に無料観戦エリアを設ける案が本格検討されており、実現すればマラソン競技は有料のチケットそのものが廃止される見込みです。
また会見では、観戦チケットの第2次抽選販売についても発表がありました。募集対象となるのは、水泳(マラソンスイミング)、陸上(マラソン)、馬術(クロスカントリー)、トライアスロンを除く全競技。受付スケジュールは11月13日から11月26日まで。当落結果は12月18日に報告されます。
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