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豪BMW、E46 3シリーズ約1万2000台リコール タカタ製エアバッグ搭載97年〜00年製造車種が対象

日本での対応については未発表。

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 豪BMWは2019年11月7日(現地時間)、エアバッグに致命的な問題があるとして約1万2000台の自主回収をはじめました。豪政府機関(ACCC)の発表によると、1997年11月から2000年6月に生産されたBMW E46 3シリーズが対象となっています。

BMW リコール タカタ エアバッグ

 問題が確認されているタカタ製エアバッグの「インフレーター」は、瞬時にエアバッグを展開するために用いられる装置。膨張ガスを発生させる際に、金属片を撒き散らす危険があることが問題視され、2008年ごろから2015年ごろにかけて、国内外の自動車メーカー多数を巻き込んだ大騒動を起こしました。

 今回は新たに対象となる車種が判明したという状況のようで、ACCCは「いますぐに運転を中止して、速やかにBMWに連絡をするべき」とコメントを出し、豪BMWが車両の輸送費の負担、代替車の手配などの対応を取ると明らかにしています。

BMW リコール タカタ エアバッグ
ACCCの発表
BMW リコール タカタ エアバッグ
豪BMWが用意しているリコール対応サイト

 リコール対象となる車種は主にセダンとクーペのモデルで、316i、318i、320i、323i、325i、328i、330i、318Ci、320Ci、323Ci、328Ci、330Ciと公表されています。

 現時点でリコールを実施しているのは豪州のみですが、日本や米国でもタカタ製エアバッグの問題は認識されているそうで、国内での今後の対応やリコール対象車の有無については発表されていません。

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