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2019年11月11日の株式市場で、オルトプラス(東証1部)がストップ安(値幅制限の下限)。前週末比150円安(-16.5%)の759円まで下げています。値下がり率は全市場で1位でした。
前週末、オルトプラスが開発に参加する新アプリゲーム「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」の配信延期が発表されており、失望した投資家からの売りを浴びる結果になりました。
「ヒプノシスマイク」(ヒプマイ)は男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクト。CDを中心に展開し、女性からの高い人気を誇るコンテンツに成長しています。
新アプリは原作CDとは異なるアプリオリジナルの物語を展開するという内容で、12月の配信開始を予告していましたが、「アプリの品質向上およびリリース後のサービス拡充のため」として、20年3月下旬に配信開始時期を延期すると発表されました。
オルトプラスは9月下旬、ヒプマイを手がけるアイデアファクトリーとの資本業務提携に基づき、同アプリの開発に参加すると発表。200円台で推移していた株価は急上昇し、11月8日につけた年初来高値は1090円まで上昇していました。
この過程で信用買い残も200万株超にまで積み上がっており、配信延期をきっかけにアプリの先行きを警戒する売りが殺到したようです。11日終値ベースの株式時価総額は約120億円。
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