マイボイスコムは「お金の使い道に関するアンケート調査」を実施し、11月12日にその結果を公開しました。アンケートでは、1カ月に自由に使えるお金の額について質問しており、理想と現実に差が出る結果となりました。
調査対象となったのは、10代から70代の男女1万339人。「自由に使えるお金」に関する質問では、1カ月あたり「1〜2万円未満」が15%、「2〜3万円未満」が17.8%で多数を占めています。全体で3万円未満と回答した人は合計6割弱で、既婚で配偶者だけが働いている層では「1万円未満」が4割強という結果となりました。
この結果に対し「自由に使えるお金の金額の満足度」を聞いた質問では、満足している人は3割強と低い割合だということが分かりました。満足していると答えたのは、女性60・70代が多く、逆に男性の30代は少ないということが分かりました。不満だと答えたのは、男性の30〜50代や女性の10〜30代が多く、30代などの比較的若い世代を中心に「不満」を感じている人が多いようです。
自由に使えるお金がある人に使用目的を聞いたところ、「外食」が48.3%で最も多く、次いで「旅行、レジャー」「衣類・衣類小物、アクセサリー」「書籍、雑誌、新聞代」が各30%台となっています。一方で、貯蓄は1割強と低い結果となっており、自由に使えるお金はあるものの、貯蓄までは手の回らない人が多数だということが予測されます。
「自由に使えるお金の理想金額」を聞いた質問では、1カ月あたり「4〜5万円未満」が19.2%と一番多い回答となりました。また「理想金額」は、男性の方が高い金額を上げる傾向も明らかになっています。
また、「自由に使えるお金を使う際に気を付けていること」では、家計簿アプリに何にいくら使っているかを記録している(男性29歳)、食費をできるだけ安く抑える。飲み物は水筒で持っていく(女性22歳)など、自由に使えるものであっても倹約する傾向が強く見られています。
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