京都国立博物館で「京都の秋は夕暮れ」をテーマとした、“博物館で1000円でちょい飲みできる”イベントが4日間限定で開催されます(JR東海主催)。京都国立博物館は明治28年10月に竣工し、昭和44年に重要文化財に指定された煉瓦造の明治古都館や正門など、フランス・ルネサンス−バロック様式を取り入れながら京都・東山の日本的な景観にも調和した美しい建築を楽しめる人気の博物館です。そして京都の夕暮れスポットの穴場でもあります!
特別イベントは京都国立博物館の庭園エリアで、普段は実施していないアルコールを含む有料飲食サービスの提供を11月16日、17日、23日、24日、の計4日間限定、16時〜18時で行うというもの。つまり、展示を楽しんだ後に京都国立博物館の美しい建築と夕焼けを眺めながらお酒を楽しめるということ。控えめに言って最高では? 開催に先駆けて特別先行体験会を取材しました。
特別イベントの会場となる庭園エリア。訪問時(11月上旬)の紅葉は、地元の方によると“例年より1週間ほど遅く、色づきはじめ”といったところだそうですが、実際にイベントが行われる中旬以降には見ごろを迎えた紅葉を楽しむことができそうです。
イベントで提供される日本酒は京都の酒造、「月の桂」株式会社増田徳兵衞商店の「本醸造大極上中汲にごり酒」。「元祖 米のシャンパン」と称されるように、微発泡で飲みやすく爽やかな味わいの日本酒です。普段日本酒をそんなに飲まない人でもチャレンジしやすそう!
イベントで提供されるフードは「ちりめん山椒と九条ネギの油揚げトースト」と「オリーブパンと湯葉の佃煮サンド」、「生八つ橋(月の桂の酒かすとクリームチーズのムース仕立て)」の3品です。お、おしゃれ……! 京都の食材を使った京都っぽいメニューで、なおかつひとつのメニューでしょっぱい系も甘い系も両方楽しめるのが嬉しい。そしてお酒に合います。
博物館で美しい建築と紅葉、そして展示を楽しむ。展示を楽しんだ後には夕暮れ時にフードとともにちょい飲み。そんな新しい体験もできる、秋の京都に出かけてみてはいかがでしょうか。
東海旅客鉄道株式会社による「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの今秋のテーマは「京都の秋は夕暮れ」。夕日に照らされる紅葉の美しさや、寺院が一般拝観を終えて日中の賑わいから一息つく時間帯の過ごし方など、「夕暮れ」の京都の楽しみ方を提案しています。
京都の秋は夕暮れ 特別イベント
場所:京都国立博物館屋外庭園
京都国立博物館所在地:京都市東山区茶屋町527
実施日時:11月16日(土)17日(日)23日(土)24日(日)
時間:16:00〜18:00
(ちぷたそ)
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