BSチャンネル「Dlife」が2020年3月31日で放送終了へ ネットでは「嘘だと言って」「ショックです…」の声
ディズニーが約8年前に放送開始した無料BSチャンネルでした。
ブロードキャスト・サテライト・ディズニーによるBSチャンネル「Dlife(ディーライフ)」が、2020年3月31日24時をもって放送終了することが発表されました。
Dlifeは、初の外資系無料BSチャンネルとして2012年3月17日から放送を開始。若い女性をメインターゲットに、人気の海外ドラマや映画をはじめ、ディズニーアニメーション、バラエティ番組などを放送していました。またPCサイトと無料アプリでも見逃し配信サービスが視聴可能で、こちらはPCサイトが11月28日15時、アプリが2020年3月31日15時に提供終了となります。
Twitterでは視聴ユーザーから「すごく残念」「嘘だと言って」「ショックです…」など悲しむ声が寄せられており、一時的にトレンド入りするなど話題になっています。
Dlife終了の理由は、ディズニーが国内で展開する放送局の方針を検討した結果とのこと。今後は「ディズニー・チャンネル」など有料チャンネルへの編成をさらに強化していくとしています。またディズニー傘下にあるBSチャンネル「FOXスポーツ&エンターテイメント」(ビーエスFOX)も、Dlifeと同タイミングで放送が終了。「スカパー!」での新規加入受付は2月29日をもって終了となります。
なお、BSチャンネルについては、同社申請の新規チャンネル「ディズニー・チャンネル」が認定されたことが2019年9月に総務省より発表されており、今後の放送開始が見込まれます。
ディズニーは、2019年3月から動画配信サービス「Disney DELUXE」を日本でスタート(関連記事)。ディズニー、ピクサー、マーベルの対象作品が見放題となる月額700円の定額制サービスで、さらに米国では別の動画配信サービス「Disney+」が11月12日にスタート(日本でのサービス開始時期は未定)。特に「Disney+」ではオリジナルコンテンツの提供を多数予定しており、配信サービス強化の方針が目立っていました(関連記事)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ディズニーとドコモ、共同で見放題サービス提供開始へ ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル作品が見放題に
これまで他の定額動画配信サービスに登場していなかった「アナと雪の女王」なども見放題に。 - ディズニー、「スター・ウォーズ」新3部作「アバター2〜5」の公開年を発表 2021年から毎年交互に公開
マーベル作品も多数予定されています。 - ディズニーの動画サービス、名称は「Disney+」 「ロキ」のドラマシリーズも配信
「スター・ウォーズ ローグ・ワン」のカシアン・アンドーのシリーズも製作予定。 - LINEとディズニー、限定スタンプやきせかえがもらえる月額サービス「Disney x LINE」開始
月額制の公式アカウントサービス「LINEファンアカウント」の第1弾。 - Netflix、「日本でのドラマ部門廃止」のうわさを完全否定 Netflix「全く正しくありません」
事実無根とのことでした。