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「数年前からジジイの霊が憑いている」―― 悪霊なのにイケメンすぎるジジイの漫画、「生きとけ、生きとけ」の言葉に思わずキュン

ジジイに惚れちゃう。

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 前科者のジジイの悪霊に取り憑かれてしまった女性の漫画がTwitterで話題です。ジジイは素行が悪く、わずらわしく感じることも多いのですが……このジジイ、すごくいいこと言います。


ジジイが「うらやましいなら死なせてやろうか」と言うシーン ジジイが男前なんです


 主人公の女性は数年前から、ジジイの悪霊に取り憑かれています。前科者であり獄中で死んだというジジイは物騒な行動をします。セクハラ上司に呪いをかけたり、嫌がらせしてくるお局さまの夢に出てびびらせたり……。ただしこれは女性のためというより「見返り」のため。退治したお礼にとご褒美を求めてきます。ジジイは特に女性の体を借りて映画を見に行くことが一番好きでした。


数年前からジジイの霊がついている

 他にも、主人公がお風呂でウトウトしていると「死んだのかと思ったぜ」心配して見に来たり、3D映画を見せたらすっかり虜になってしまったりと、ジジイと主人公の奇妙な共同生活は続いていきます。


ジジイがお風呂を覗くシーン

ジジイが3D映画にはまるシーン

 そんなある日、連日の休日出勤に疲れていた女性は、ジジイに長々と愚痴をこぼし、あげくに「ジジイは死んでるから、働かなくていいよなぁ」と漏らしてしまいます。黙って聞いていたジジイは「羨ましいなら、死なせてやろうか?」と一言。そして「わははは、死にたくねえツラしてら」と笑い飛ばします。

 それを聞いた主人公は「やっぱりコイツは悪霊だった」と結論付けますが、いやいやいやいや、なんというイケメン対応でしょう。「生きとけ、生きとけ」という言葉に胸キュンしてしまいます。


ジジイが女性の仕事の愚痴を聞くシーン

 この漫画を描いたのは、実体験闘病ギャグエッセイ漫画『腸よ鼻よ』作者の島袋全優さん。Twitterに投稿したところ、10万を超えるいいねがつきました。『腸よ鼻よ』第2巻は11月29日に発売予定です。


単行本2巻は11月29日発売


画像提供:島袋全優(@shimazenyu)さん


高橋ホイコ


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